年度
2025(第71回)
2024(第70回)
2023(第69回)
2022(第68回)
2021(第67回)
2020(第66回)
2019(第65回)
2018(第64回)
2017(第63回)
2016(第62回)
科目
臨床検査総論
臨床検査医学総論
臨床生理学
臨床化学
病理組織細胞学
臨床血液学
臨床微生物学
臨床免疫学
公衆衛生学
医用工学概論
まちがった問題(のみ)
やってない問題(のみ)
BootoPass
臨床検査技師国試【過去問演習】
検査技師【過去問演習】
ログイン
スコア
スコアはありません。
Loading...
不正解
臨床検査室において尿浸透圧の測定に用いられるのはどれか。
1
屈折計法
2
氷点降下法
3
ガラス電極法
4
陽イオン抽出法
5
メタクロマジー法
66国試 AM1 臨床検査総論
みんなの正解率:76.7%
<chatGPT>による解説
尿浸透圧の測定は、尿中に溶解している溶質の濃度を示し、主に
腎機能の評価
に用いられる。浸透圧の測定には
氷点降下法
が標準的に使用される。
解法
尿浸透圧の測定方法を選ぶ問題であり、各選択肢の原理を理解すると正解を導きやすい。
氷点降下法
:溶質が溶媒の凝固点を下げる性質(凝固点降下)を利用して浸透圧を測定する方法。
最も一般的な測定法
。
屈折計法
:溶液の屈折率を測定するが、浸透圧の直接測定ではなく
比重測定
に用いる。
メタクロマジー法
:特定の色素と結合することによる発色変化を測定するが、
主に蛋白や細胞成分の検出
に使われる。
陽イオン抽出法
:特定の陽イオンを選択的に抽出し測定する方法で、
浸透圧測定には不適
。
ガラス電極法
:
pH測定
に用いる手法であり、浸透圧測定とは関係ない。
関連知識(国試対策)
浸透圧(Osmolality, mOsm/kg H₂O)の基準範囲:
尿 50~1,200 mOsm/kg H₂O、血漿 275~295 mOsm/kg H₂O
尿比重との関係
:尿比重と浸透圧は相関があるが、
尿比重は溶質の種類による影響を受ける
(例:蛋白尿・糖尿)。浸透圧測定は溶質の総量を反映しやすい。
臨床的意義
:尿浸透圧は
腎濃縮能の評価
に重要で、低値なら腎機能障害(尿崩症など)、高値なら脱水・SIADH(抗利尿ホルモン不適合分泌症候群)を示唆する。
数式
:
\[ \text{血漿浸透圧} \approx 2[\text{Na}^+] + \frac{\text{BUN}}{2.8} + \frac{\text{血糖}}{18} \]
(単位:mOsm/kg H₂O, Na: mEq/L, BUN: mg/dL, 血糖: mg/dL)
国試では「尿浸透圧 vs. 尿比重」「腎濃縮能と疾患」「計算問題」と絡めた出題があるため、関連知識も押さえておくと有利。
※chatGPTによる解説は誤りを含む場合があります。正しくは教科書や関連図書を用いて比較確認しましょう。
・「ガラス電極」- pH
・「メタクロマジー法」- 比重
・「陽イオン抽出法」- 比重
・「屈折計法」- 比重
2024年11月20日10:53 y._@さん
※表示順は
投稿日で調整されます(最大20件)