年度
2025(第71回)
2024(第70回)
2023(第69回)
2022(第68回)
2021(第67回)
2020(第66回)
2019(第65回)
2018(第64回)
2017(第63回)
2016(第62回)
科目
臨床検査総論
臨床検査医学総論
臨床生理学
臨床化学
病理組織細胞学
臨床血液学
臨床微生物学
臨床免疫学
公衆衛生学
医用工学概論
まちがった問題(のみ)
やってない問題(のみ)
BootoPass
臨床検査技師国試【過去問演習】
検査技師【過去問演習】
ログイン
スコア
スコアはありません。
Loading...
不正解
肝硬変について
誤っている
のはどれか。
1
肝右葉腫大が認められる。
2
ICG試験で排泄が停滞する。
3
血小板減少が認められる。
4
食道静脈瘤が認められる。
5
C型肝炎ウイルスによるものが多い。
66国試 AM14 臨床検査医学総論
みんなの正解率:80.6%
<chatGPT>による解説
肝硬変は
肝線維化が進行し、肝機能が低下した状態
を指す。特徴的な病態には、門脈圧亢進、肝機能低下、肝形態変化がある。
選択肢ごとの考え方
血小板減少が認められる
→
正しい
。脾腫による
血小板の隔離・破壊亢進
や、トロンボポエチン産生低下が原因。
肝右葉腫大が認められる
→
誤り
。肝硬変では
肝の萎縮が進行
し、右葉は萎縮することが多い。一方で、
代償性に左葉肥大
を認めることがある。
ICG試験で排泄が停滞する
→
正しい
。ICG(インドシアニングリーン)は肝臓で排泄されるため、肝機能が低下すると排泄が遅れる。
食道静脈瘤が認められる
→
正しい
。門脈圧亢進により、側副血行路が発達し、食道静脈瘤が形成される。
C型肝炎ウイルスによるものが多い
→
正しい
。日本では
C型肝炎ウイルス(HCV)感染が肝硬変の主な原因
となる。
まとめ
所見
肝硬変での変化
血小板数
低下(脾腫による隔離・破壊)
肝右葉
萎縮
肝左葉
代償性に肥大
ICG試験
排泄停滞(ICG15分値↑)
食道静脈瘤
門脈圧亢進により形成
主な原因
C型肝炎ウイルスが最多
関連知識
ICG試験の基準値
ICG15分値 <10%
→ 正常
ICG15分値 10~30%
→ 軽度障害
ICG15分値 >30%
→ 肝機能高度低下
肝硬変の分類(Child-Pugh分類)
A(軽度)
→ ICG排泄遅延は軽度
B(中等度)
→ 黄疸・腹水あり
C(重度)
→ 肝不全に至る
肝硬変では、形態変化として肝右葉萎縮・肝左葉肥大を認めることが多いため、「肝右葉腫大が認められる」は誤りと判断できる。
※chatGPTによる解説は誤りを含む場合があります。正しくは教科書や関連図書を用いて比較確認しましょう。
・肝萎縮(エコーで表面不整)
・脾うっ血による脾腫大&脾機能亢進(→血球減少)
・食道静脈瘤
2024年1月28日23:34 m20d310aさん
肝左葉腫大がみられる
2023年11月21日18:23 mikanさん
※表示順は
投稿日で調整されます(最大20件)