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臨床検査技師国試【過去問演習】

検査技師【過去問演習】
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不正解

大動脈弁が閉じてから僧帽弁が開くまでの心時相はどれか。

等容収縮期
心房収縮期
駆出期
等容弛緩期
急速流入期
66国試 AM16 臨床生理学
みんなの正解率：58.1%
＜chatGPT＞による解説
心臓の収縮・弛緩の過程を考えると、各弁の開閉に伴い心時相が進行する。  
今回の問題では 「大動脈弁が閉じる」 から 「僧帽弁が開く」 までの期間を問われている。

心時相の流れ
心周期は以下のように進行する。

心時相大動脈弁僧帽弁収縮/弛緩
等容収縮期閉閉収縮
駆出期開閉収縮
等容弛緩期閉閉弛緩
急速流入期閉開弛緩
心房収縮期閉開収縮

「大動脈弁が閉じる」→「僧帽弁が開く」 の間は、等容弛緩期 に該当する。  
この間、左心室は弛緩するが、弁は閉じたままのため、左心室の容積は変化しない（等容）。  
その後、左心室内圧が左心房圧を下回ると 僧帽弁が開き、急速流入期 に移行する。

関連知識
  • 等容弛緩期の時間：約 50 ms
  • 心音：等容弛緩期の開始時（大動脈弁閉鎖）に Ⅱ音 が聴取される。
  • 心周期と血圧変化：等容弛緩期では左心室圧が急速に低下するが、容積は変わらない。

このように、心周期の各時相と弁の開閉を整理すると、問題の選択肢を確実に選べるようになる。
※chatGPTによる解説は誤りを含む場合があります。正しくは教科書や関連図書を用いて比較確認しましょう。