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不正解
巨大血小板がみられるのはどれか。
2つ選べ
。
1
Chediak-Higashi 症候群
2
Bernard-Soulier 症候群
3
von Willebrand 病
4
May-Hegglin 異常症
5
Wiskott-Aldrich 症候群
67国試 PM66 臨床血液学
みんなの正解率:78.7%
<chatGPT>による解説
巨大血小板がみられる疾患を特定するには、血小板の大きさに影響を与える疾患の特徴を理解する必要がある。血小板の異常を伴う疾患には、先天性の血小板異常症や免疫性疾患などが含まれる。
選択肢の検討
1.
Bernard-Soulier 症候群
巨大血小板がみられる先天性血小板機能異常症の一つ。
血小板膜糖蛋白
GPIb-IX-V
複合体の欠損により、
von Willebrand因子(vWF)
との結合が障害される。
巨大血小板と血小板数の減少(
偽性血小板減少症と異なる点
)が特徴。
2.
May-Hegglin 異常症
巨大血小板を伴う先天性の好中球異常症。
Döhle小体様封入体
(青紫色の封入体)が好中球にみられる。
MYH9遺伝子
の変異によるもので、血小板減少を伴う。
3.
von Willebrand 病
血小板粘着不良(vWFの異常)が主な病態。
血小板の大きさに異常はみられないため、不適。
4.
Wiskott-Aldrich 症候群
免疫不全、湿疹、血小板減少を特徴とするX連鎖劣性疾患。
小型血小板(
血小板が小さい点が特徴
)がみられるため、不適。
5.
Chediak-Higashi 症候群
巨大リソソーム顆粒
が好中球や単球にみられるが、血小板のサイズには異常を示さない。
免疫不全や出血傾向はあるが、巨大血小板とは関連しないため、不適。
巨大血小板がみられる他の疾患
Gray platelet 症候群
(血小板の顆粒欠損を伴う)
Fechtner 症候群
(May-Hegglin 異常症と同じMYH9関連疾患)
Epstein 症候群
(MYH9変異による腎障害合併)
まとめ(表)
疾患名
巨大血小板
その他の特徴
Bernard-Soulier 症候群
あり
GPIb-IX-V欠損、血小板粘着障害
May-Hegglin 異常症
あり
Döhle小体様封入体、MYH9変異
von Willebrand 病
なし
vWF異常、血小板粘着障害
Wiskott-Aldrich 症候群
なし(小型血小板)
免疫不全、湿疹、X連鎖劣性
Chediak-Higashi 症候群
なし
巨大リソソーム顆粒、免疫不全
Bernard-Soulier 症候群と May-Hegglin 異常症は、血小板の大きさに注目すると容易に選択できる。
※chatGPTによる解説は誤りを含む場合があります。正しくは教科書や関連図書を用いて比較確認しましょう。
〈巨大血小板〉
・Bernard-Soulier症候群
・May-Hegglin異常症
・骨髄異形成症候群(MDS)
・免疫性血小板減少症(ITP)
2024年11月27日12:48 y._@さん
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